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「じょん」血まみれ・・・

暑い中、本日も「じょん」を連れて有害駆除に参加させて頂きました。

作戦会議を終えて、高島さんの「ぼたん」と「じょん」を放しました。2匹とも元気よく山を駆け上って行きます。

最初の頃は、傍にいて離れませんが、獲物の匂いが有ったり、気配を感じると、ダーって走って行きます。今回もそうでした。

GPSで確認したら、さっきまで傍にいたのに、獲物追いかけて250m以上先走っています。「じょんが、西の方角に行った。そっちで待って居る、待ち(タツ)の人、気を付けてください・・・」そう無線で言っている最中に、3発の銃弾です。

「シカが出て半矢(はんや・・致命傷で無い状態)で逃げて行った、じょんが後を追いかけている」

「逃げて行った方向に確認してみる」「了解」「じょんが、シカと格闘しているみたい。平子さんのシロとハナ、それに高島さんのボタンも加勢して4頭の猟犬と雄シカやっつけて居るわ」「止め撃つわ」そうしてシカを仕留める事が出来ました。良かったです。本日の成果は、雄シカ2頭。

GPSで確認しますと、私の位置から、「じょん」の位置まで300m離れています。しかも山の中。・・でも「じょん」は、自分の走った軌跡は匂いで解るみたい。こっちも声を出して、「じょん」を呼びます。GPSで確認しますと、こっちに近づて来ています。その内、誤射防止の鈴の音が聞こえて来ました。「じょん」です。「ようし・・よくやった」そう言って「じょん」の顔を見たら、血まみれです。これは、さっき雄シカと格闘した時に付いたシカの血みたい。「じょん」は、ケガしていません。尻尾フリフリめっちゃ元気に帰って来ました。良かったです。